防災訓練で自動車バッテリーを使った停電時の電源供給を紹介

2025年9月4日

エナジーウィズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:吉田誠人)は、災害時に医療的ケア児者の命を守るため、各地の物流拠点や中古車販売店などを地域の給電拠点としたうえで、停電時に自動車バッテリーなどを用いて電気を供給する取り組み、『電源ドナー』に協力企業として参加しています。

8月31日に行われた愛知県・田原市総合防災訓練の防災啓発会場(日本ALS協会愛知県支部ブース内)では、『電源ドナー』の協力企業として、当社の自動車バッテリーを使った電源供給のデモンストレーションを行いました。

電源供給デモンストレーションの様子
大村秀章知事(中央)、田原市・山下政良市長(左)に給電の仕組みを説明

■愛知県・田原市総合防災訓練について

『~みんなの力で、誰も独りにさせない~「もしも」を「いつも」に!』をテーマに、南海トラフ地震の発生を想定し、地域の防災力向上を目的として実施される防災訓練。県や市のほか、消防・警察・自衛隊、医療機関、ボランティア団体など約90機関が参加した。津波避難や救助などの一連の訓練を行うほか、防災意識向上のために設けられる防災啓発会場では、40以上のブース等で災害時を想定した体験や、防災にまつわる展示が行われた。

エナジーウィズは、防災啓発会場の『一般社団法人日本ALS協会愛知県支部』のブース内で、電源ドナーを紹介。停電時にも、自動車バッテリーから電気を供給できることを、当社の『Tuflong HG』を用いてデモンストレーションを行いながら紹介しました。バッテリーをインバータに接続してコンセントから給電し、電球を3つ点灯できることを確認しながら、訪れた人に電源供給の仕組みを説明しました。

愛知県の大村秀章知事や田原市の山下政良市長もブースを訪れ、デモンストレーションをご覧になられました。このほか30人ほどがブースを訪れ、自動車バッテリーから給電ができることに関心を示す声や、電源ドナーの普及が進み、給電拠点の拡充を求める声が聞かれました。

■エナジーウィズの取り組みについて

エナジーウィズは、『電源ドナー』を普及することで地域の防災意識向上などに貢献するため、関係者と連携しながら、これまでにも各地で自動車バッテリーを用いた電源供給のデモンストレーション(給電デモ)を行ってきました。今年7月に『電源ドナー協会』が設立されたことから、その理念に共感し、同協会に協力企業として参加しております。

写真下部・自動車バッテリーを
左側・インバータ(黄色)に接続し、コンセント給電
今回の給電デモで使用したトラックやバスなど業務車向けの「Tuflong HG」