2025年7月16日
エナジーウィズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:吉田誠人)は、今年6月25日に設立された「一般社団法人 電源ドナー協会」に協力企業として参加しています。同協会は、災害時に医療的ケア児者の命を守るため、全国の物流倉庫などを給電拠点として、有事にバッテリーを用いて電源供給する取り組み「電源ドナー」の普及を目的としています。エナジーウィズはこれに共感し、蓄電池メーカーとして協力していて、7月14日に行われた同協会の設立発表会にも協力企業代表として参加しました。


※電源ドナーとは 災害時の給電拠点を平時から専用のアプリで知らせ、停電した際などに医療的ケア児者や、在宅患者の医療機器・生活支援機器へ電源を無償提供する取り組み。現在は宮城県や愛知県の物流企業や中古車販売店などが給電拠点として参加していて、有事には電動フォークリフトや物流トラック、乗用車のバッテリーを使って給電できる仕組みになっている。今後、地域の自治体や事業者と連携しながら、有事の際に電源を必要とする人の命を守るネットワークを全国で整備する計画。
「一般社団法人 電源ドナー協会」は、災害時の給電拠点の啓発と普及に向けた事業を行い、医療的ケアを必要とする患者の命をつなぐ電源の確保に取り組み、誰一人取り残さない社会づくりに寄与することを目的として、先月25日に設立されました。エナジーウィズはこの目的に共感し、今後、電源ドナーを普及させるために各所で行われるバッテリーを使った各施策に協力します。今月14日に行われた「一般社団法人電源ドナー協会」設立発表会には、協力企業代表として参加し、当社のソリューション営業推進部 担当部長の鳥海英郎が「バッテリーメーカーとして協会の下支えをしていきます」とあいさつしました。
これまでエナジーウィズは、バッテリーメーカーとして、「電源ドナー」を提供する株式会社イーコース(東京都中央区、代表:菊竹玉記)が主催する給電デモンストレーションなどに参加してきました。実際の給電拠点である物流倉庫や中古車販売店に、地域の医療的ケア児者や、その支援をする方をお招きし、バッテリーを搭載したトラックや乗用車からどの程度給電できるかの公開実験を行っています。今後も、新たな給電拠点などで公開実験を行い、地元に住む方々に給電場所の存在や、その必要性についての広報に努めていきます。



ニュースリリース: 電源ドナー協会 設立発表会に協力企業として参加