ソリューション

ほぼ100%再利用 使用済み蓄電池のリサイクル

循環型社会を支える、確かなリサイクル体制

エナジーウィズは、環境省から認定を受けた「広域認定事業者*1」として、産業用蓄電池(電源装置及びそれらの付属品および触媒栓含む)を全国で回収し使用済み鉛蓄電池から再精錬によって得られた鉛などを新たな製品の原料として再利⽤する、循環型のリサイクル事業を展開しています。

*1広域認定第331号

鉛は、品質をほとんど損なうことなく繰り返し再生できる金属で、溶融温度が低くリサイクルに必要なエネルギーも少ないという特長があります。エナジーウィズはこの鉛の特性を最大限に活かし、限りある資源を無駄なく循環させる仕組みを確立しています。

産業用鉛蓄電池・電源装置のリサイクル

産業⽤鉛蓄電池‧電源装置などの蓄電システムは、短いもので3~5年間、長いもので10~15年間使⽤可能と想定されています。使用済みの蓄電システムは、適正に回収・リサイクルする必要があります。エナジーウィズは、こうしたリサイクルのための広域回収を行うことができる広域認定事業者です。

またエナジーウィズグループは、蓄電池や非常用電源において、ワンストップでの導入提案が可能です。
お客様が蓄電池または蓄電システムを交換(廃棄)・リサイクルする場合には、製造した電池の設備工事、その後の保守・メンテナンスまでお任せいただけます。

広域認定制度とは

廃棄物の適正な処理を⽬的に、メーカーなどが処理を広域的に⾏う際、処理業に関する地⽅公共団体ごとの許可を不要とする特例制度のことです。

エナジーウィズは広域認定事業者です。
環境省から広域認定を受けた蓄電池メーカーなど5社(資料2ページ目に記載)が全国のお客様に販売した蓄電池や電源装置などを、専⾨業者などを介して地域に関わらず回収することができます。(エナジーウィズ製品以外の回収も可能)

また、お客様がエナジーウィズに処理を依頼した場合は、個々の処理業者との契約は不要となります。

出典:電池工業会「広域認定制度による使用済み産業用蓄電池の適正処理について」

自動車バッテリーのリサイクル

自動車バッテリーにおいては、鉛蓄電池再資源化協会(以下、SBRA)が広域認定制度第216号を取得して行っている取り組みを活用しています。自動車や自動二輪車、軽車両、フォークリフトなどの始動用バッテリーを購入した販売店などが引き取ります。その後、専門事業者によって運ばれたバッテリーは解体され、鉛の部分は再度精錬されて新たな原料となります。自動車バッテリーの回収(廃棄)・リサイクルについての詳細は、以下のページから近隣のエナジーウィズ製品取扱店までお問い合わせください。

出典:鉛蓄電池再資源化協会 リサイクルのしくみ