社会への取り組み

ステークホルダーエンゲージメント

ステークホルダーとの双方向コミュニケーション
エナジーウィズは、ステークホルダーの皆さまとの双方向で活発なコミュニケーションを通して、当社の課題を認識し、改善に向けてさまざまな施策に取り組むことが、すべてのステークホルダーの皆さまの理解と適切な評価につながり、ひいては当社の成長と企業価値の最大化をもたらすと考えています。ステークホルダーとのコミュニケーションの結果は、事業に重大な影響を及ぼすかなどの分析とともに各部門へと共有され、事業への示唆として積極的に活用しています。企業がどれだけステークホルダーの声を取り入れながら事業を改善しているのかということに社会の関心が集まる中、今後も、事業でかかわる社会の皆さまの声を活かす仕組みづくりをグローバルに整備・推進していきます。また、法令が定める適時開示規則に該当する情報開示だけでなく、環境・社会的側面などに関する非財務情報も積極的に開示することにより、ステークホルダーの皆さまの信頼を損なう可能性のあるリスクを排除するとともに、活力のみなぎる組織を作り上げるための機会を捉えるよう努めていきます

主なステークホルダー 主な課題および目標 主な窓口となる
部門
主なコミュニケーション手段や実績
お客さま
お取引先
良きパートナーシップを通じて、次世代技術の開発と、
信頼できる製品を安定供給していきます。
バリューチェーン全体の視点でのリスクを抽出し、
対応していきます。
研究開発/営業/品質保証/調達
  • オープンイノベーションの推進品質
  • マネジメントシステムの運用
  • 製品の安定供給
  • お取引先との連携強化
従業員 人権を尊重し、教育を実践することで個々の成長を促し、
働きやすく安全な労働環境を提供していきます。
人事
  • ダイバーシティ&インクルージョンの推進
  • 人材育成・評価
  • 事業所長の職場トップ診断活動の推進
  • 労働安全衛生の推進
  • 働きがいのある職場環境の構築
社会 事業を行う地域の状況を理解し、地域社会、
市民社会、国際社会への貢献を続けていきます。
CSR
総務
地域社会とのコミュニケーション
政府・行政 事業を行う国・地域の関係法令情報を常にアップデートし、
法令を遵守するとともに、良き企業市民として社会の信頼を
高めていきます。
法務/総務/
事業戦略
政府関係者との対話の強化
地球環境 将来の世代への責任として、地球環境保全を大きな経営課題とし、
技術開発、生産活動を行っていきます。
環境
  • 環境マネジメントの推進
  • 事業活動に伴う環境負荷の低減
  • サプライチェーンにおける環境配慮の取り組み
  • 環境監査の実施

ダイバーシティ&インクルージョンの推進

エナジーウィズは、社会やお客さまの多様なニーズにお応えし、任せていただける提案型蓄電ソリューション企業を目ざすため、ダイバーシティ&インクルージョンを推進し、多様な人材をイノベーション創出とソリューション提供の原動力としていきます。

人権

エナジーウィズは、時代を拓く優れた技術と製品の開発を通して社会に貢献する中で、人権が尊重される社会の実現を支援していきます。その前提として、エナジーウィズは人権尊重の責任を果たす努力をしていきます。
※エナジーウィズの人権方針についてはこちら(新しいウィンドウで開きます)をご覧ください。

サプライチェーンマネジメント

エナジーウィズは、世界各地で事業を展開する企業として、サプライヤーからお客さままで、バリューチェーンにおいてサステナビリティを重視し、すべてのサプライヤーにCSR調達方針の遵守を求めるとともに、CSRモニタリング(自己点検)・監査を実施し、調達リスクの最小化を図っています。
購買方針やサプライチェーンCSR調達ガイドラインなどは資材調達のページをご覧ください。

品質保証

品質保証活動の基本方針

エナジーウィズは、当社蓄電デバイス関連事業分離独立前より掲げられていた「品質保証活動理念」を承継します。この理念に沿って、開発・設計、試作、製造の各工程において、適した品質管理手法のもと検証・検査を重ねて製品の品質を「つくり込む」ことで、製品の品質確保に努めています。

品質保証活動理念

  1. 品質最優先と顧客第一主義 当社の製品は、品質がすべてに優先することを基本とし、顧客に喜ばれ、信頼され、社会のために役立つことを第一とすること
  2. 独創的新技術・新製品の開発と試験・試作の実行 顧客ニーズと市場動向を見極め、独創的な新技術・新製品を開発すると共に、開発に当たっては必ず十分な実証試験・品質評価試験及び試作を実行すること。
  3. 品質のつくり込みと顧客の立場に立った検査 全部門が一致協力して万全の生産管理と最新の優れた設備・技術で品質を製品につくり込み、顧客の立場に立った検査を実施すること。
  4. 事故に対する誠心誠意の解決と再発防止 万一製品事故等が発生したときは、虚心に反省してその原因を究明し、誠心誠意問題を解決して顧客に迷惑をかけないと共に、これを全社の教訓とし、再び同じ失敗を繰り返さないこと。
  5. 教育の実施と品質の安定向上 常に全従業員に品質保証の教育を行い、全社をあげて品質の安定と向上に努めること

品質マネジメントシステムの運用

エナジーウィズでは、「品質保証活動理念」を具体化するために、品質マネジメントシステム(QMS)による各種プロセスの監視と改善活動を継続的に実施しています。 製造事業所および営業部門の各拠点は製品群ごとに共通したQMSを運用し、お客さまのビジネスやニーズのグローバル化に対応したサービスの維持向上に努めています。 国内外の関係拠点は、それぞれの製品に適した製品・品質管理規準に基づく管理体制で、お客さまからの品質要求に応える製品を提供するよう、日々活動を進めています。また、資材調達部門は、世界各地から購入する材料の品質や化学物質に関する情報をすみやかに開発・設計部門や品質保証部門に提供しています

品質マネジメントシステム

労働安全衛生

労働安全衛生の基本方針

エナジーウィズでは、安全衛生ポリシーである「安全と健康を守ることは全てに優先する」を基本理念とし、国内外の全従業員とともに安全で快適な職場づくりに取り組んでいます。 エナジーウィズの安全行動の基本は「安全10則」として定めています。文頭には「全員が職位に応じた責任を持ち、「安全10則」を安全行動の基本として実践することで事故災害を撲滅します」と定め、職位に応じた責任に基づき実践しています。 また、安全衛生管理の基本として「安全衛生管理の着眼点」を発行しており、主な機械設備や作業等に関する全社共通の安全基準として活用しています。

労働安全衛生の推進体制

エナジーウィズでは、拠点ごとに安全衛生管理体制を確立し、労働者の代表が参加する安全衛生委員会を設置しています。労働衛生関連法令の順守状況、労働時間削減、労働災害に関する調査等を労使共々協議の上、各種施策を推進しています。またKYT(危険予知訓練)、指差し呼称、ヒヤリハット、改善提案など全員参加の安全衛生活動を推進するとともに、安全衛生教育により事故災害の未然防止に努めています。
万一、事故災害が発生した場合は速やかに経営層へ報告し、全拠点に展開、共有し、類似災害の再発防止に取り組んでいます。 また、労働安全衛生マネジメントシステムによる管理体制の構築及び外部認証(ISO45001)の取得を推進しています。

地域社会とのコミュニケーション

エナジーウィズは、よき企業市民として地域社会と信頼関係を築くとともに、ボランティア活動を通じてもたらされる従業員の気づきなどが、事業の発展につながり、さらには持続的な社会に寄与すると考えています。

地域社会とのコミュニケーション事例

地域貢献

  • イベント協賛(地元夏祭り、地元花火大会)
  • 清掃活動(事業所周辺、工業団地道路公園周辺、通勤バス路線)
  • 施設開放(事業所祭)

人づくり

  • 事業所訪問受入れ(中学校の総合学習プログラム)

環境

  • 環境保全活動(グリーンカーテン設置)