エネルギーで人々を支える
それが私たちの仕事

蓄電池製造を続けて100年以上。
エネルギーを使った事業全般を手掛ける企業
エネルギーとともにある企業
エネルギーとクライアントをつなげる企業
として、新たなスタートを切りました。

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蓄え、活かす力で、
共にサステナブルな社会
創造する

エナジーウィズは、
蓄電池に新しい知恵を足し、
品質にこだわり、
「任せていただける提案型蓄電ソリューション企業」
として、人々に安心安全を提供します。

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  • Create A Sustainable Society
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会社を知る

当社は1916年に設立された日本蓄電池製造株式会社が前身となります。
一貫して、蓄電デバイスの製造及び販売並びにこれらに関するシステム、サービス事業を展開しています。
2021年には昭和電工マテリアルズ株式会社(現 株式会社レゾナック)から蓄電デバイス関連事業を分割する形で
エナジーウィズ株式会社が誕生しました。

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1916 年(大正5年)

日本蓄電池製造㈱が設立。​​
蓄電池の製造、販売開始​​

日本蓄電池株式会社設立
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1972 年(昭和47年)

新神戸電機㈱が東京・大阪両証券取引所市場第一部に昇格​​​

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2012 年(平成24年)

新神戸電機㈱が日立化成工業㈱の完全子会社へ

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2020 年(令和2年)

昭和電工㈱が日立化成㈱を連結子会社化​​
それにともない社名を昭和電工マテリアルズ㈱に変更​​​

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1962 年(昭和37年)

日本蓄電池製造㈱が埼玉県岡部町(現深谷市)に
埼玉工場(現 埼玉事業所)を建設

埼玉工場建設
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1982 年(昭和57年)

三重県名張市に名張工場(現 名張事業所)を建設​

名張工場建設
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2016 年(平成28年)

日立化成㈱が新神戸電機㈱を吸収合併​​

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2021 年 (令和3年)

昭和電工マテリアルズ㈱から分割された
蓄電デバイス関連事業をエナジーウィズ株式会社が承継​

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1916 年(大正5年)

日本蓄電池製造㈱が設立。​​
蓄電池の製造、販売開始​​

日本蓄電池株式会社設立
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1962 年(昭和37年)

日本蓄電池製造㈱が埼玉県岡部町(現深谷市)に埼玉工場(現 埼玉事業所)を建設

埼玉工場建設
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1972 年(昭和47年)

新神戸電機㈱が東京・大阪両証券取引所市場第一部に昇格​​​​​​​

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1982 年(昭和57年)

三重県名張市に名張工場(現 名張事業所)を建設​​​​​​​

名張工場建設
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2012 年(平成24年)

新神戸電機㈱が日立化成工業㈱の完全子会社へ

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2016 年(平成28年)

日立化成㈱が新神戸電機㈱を吸収合併​​​​

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2020 年(令和2年)

昭和電工㈱が日立化成㈱を連結子会社化​​
それにともない社名を昭和電工マテリアルズ㈱に変更​​​

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2021 年 (令和3年)

昭和電工マテリアルズ㈱から
分割された蓄電デバイス関連事業を
エナジーウィズ株式会社が承継

仕事を知る

研究開発

蓄電池の技術開発、課題解決を行っていただく仕事で、事業部門としては「自動車用蓄電池」と「産業用蓄電池」に大別されます。
いずれもデータ収集や解析を行いながら、既存製品の改良や新たな要素技術開発・材料開発等に取り組みます。また、部門内だけでなく、他の部門と共同でメカニズム解析を実施したり、外部の機関と連携して技術開発や共同研究を行うこともあります。
また、具体的な機器要件について、お客様のニーズを聞いてサンプル試作をしたり、サプライヤーと交渉をしたりすることもあり、業務範囲の広い仕事です。

生産技術

品質の高い製品を滞りなくお客様へ届けるため、生産設備の設計や企画、改善活動を担っていただきます。
事例としては、製品不良を識別・除外するための画像検査装置の導入や、作業者の負荷を軽減するための重量物自動搬送技術の開発、安定した品質を維持するためのフィードバック制御の導入などがあります。また、既存設備の改良だけでなく新規の製造ラインを開発するなど製法改革にも積極的に取り組んでおり、効率的かつ安全な製造工程とするための広い視野と知識を得られます。

営業

産業用蓄電池営業は上下水道・発電所・データセンター・携帯電話基地局や、病院・鉄道など公共機関のインフラ設備、再生エネルギー設備や電源システム、自動車用バッテリー営業は自動車メーカーや販売代理店・海外輸出向けへの販路拡大を担っていただきます。
販売だけでなく、お客様の希望や市場の動向をつかみ技術系職種と一緒になって製品のカスタマイズや新製品の開発を行うなど、マーケティングも必要となってきます。また、再生エネルギー市場でのロビー活動なども対応いただきますので、幅広い経験を積むことができる仕事でもあります。
産業用、自動車用どちらも営業として主体性とリーダーシップが活きる仕事です。

管理部門

会社の経営基盤が盤石な体制で維持できるよう、様々な観点から各部門をサポートする仕事です。縁の下の力持ちというように、会社機能としてなくてはならない存在であり、本社だけでなく製造事業所にも配置しています。
具体的には、人事(人事・労務・採用・教育)、財務(決算管理・財産管理)、調達(購買・規格管理)、その他、総務やIT、法務など複数の職種があります。
専門性が必要とされる内容もありますが、なによりも情報の共有や円滑なコミュニケーションといったチームワークが重要な業務です。

キーワードで知る

  • 人事採用責任者メッセージ

    人事採用責任者メッセージ

    エナジーウィズは創業した1916年より、研鑽した高い技術力を用いた蓄電池をもって社会に貢献して参りました。経営基盤は歴史の長い会社としてしっかりした地盤を固め、社員の皆さまには安定した環境で仕事に取り組んでいただけております。その一方で設立が2021年と、若い会社としてのチャレンジ精神を持ち、あなたの価値(知識・行動力・経験・実績)を存分に発揮する環境を整えておりますので、是非一緒にエナジーウィズをさらに発展させていきましょう。

  • キャリアアップについて

    キャリアアップについて

    エナジーウィズは等級制度があり、個人の会社への貢献度や能力に応じてポジションアップできる人事評価制度を採用しています。一律でキャリアアップ計画が決められているわけではなく、個々によってそのタイミングは変わってきます。またキャリアマネジメントシステム※を導入しており、自身の長期的・短期的なキャリアについて上司と話し合う機会を設けております。自身の考えるキャリアプランについて、会社全体でバックアップする環境が整っています。
    ※キャリアマネジメントシステムとは、上司と部下の「相互理解」と「すり合わせ」を行い、個々人の生産性向上とキャリアの実現可能性を高める制度です。

  • 研修・教育について

    研修・教育について

    エナジーウィズは各人の能力を伸ばすことが、会社全体のパフォーマンスの底上げにつながると考えています。新入社員研修はもちろん、階層や目的別、自己啓発、業務に必要となる資格取得のサポートを行います。特に新入社員は入社後に先輩のフォローのもとで業務に携わり、1年目のフォローアップ研修、2年目のブラッシュアップ研修を経て一人前となるよう、時間をかけて育成に力を入れています。

  • 女性活躍の推進

    女性活躍の推進

    エナジーウィズは性別に関係なく、個人の能力を活かせる会社です。人事評価に性別は全く関係ありません。管理職として幅広い部門で個々の能力と個性を発揮し、伸び伸びと仕事に取り組んでいる女性社員もいらっしゃいます。性別に関係なく出産や育児などのライフイベントをサポートする福利厚生も整っており、復職後に活躍している社員も多くいます。安心して長く、定年まで勤務いただくことを前提に考えています。
    エナジーウィズの育児休暇は小学校1年修了まで取得することができ、時短勤務は小学校卒業まで適用対象としています。

  • 福利厚生について

    福利厚生について

    エナジーウィズは社員全員が働きやすい環境づくりに取り組んでいます。その一環としてテレワーク制度やフレックスタイム制度を導入しており、自分に合った働き方を選ぶことで、常に高いパフォーマンスを発揮できるような制度・環境を整えています。
    年次有給休暇は年に24日付与され、育児休暇・介護休暇などの各種休暇制度があります。その他に住宅手当や独身寮(借上社宅・年齢制限あり)などの家賃補助制度も充実しており、ワークライフバランスの調和を取ることで、誰もが安心して活躍できる職場を目指しています。今後も更なる「働きやすい職場」を目指し改革中です。

  • 採用に関するQ&A

    採用に関するQ&A

    Q:採用試験はどのような内容ですか。
    A:新卒採用、キャリア採用ともに面接試験を2回実施いたします。学力・筆記試験はありませんが、適正検査を受験していただきます。

    Q:入社前に必要な資格や語学能力はありますか。
    A:キャリア採用は、各職種別により、応募に必要な資格や経験を求めている職種もありますが、新卒採用については、特に必要とするものはありません。仕事をする上で必要となる資格は、入社後に取得していただきます。

    Q:どのような社風ですか。
    A:風通しがよく、コミュニケーションを大切にしている方が多いです。和気あいあいとした中でも、やるときはやる、とメリハリをつけて仕事に取り組んでいます。

社員を知る

エントリー

以下のリンクよりご応募ください。

ものづくりの重要な役割を持つ 生産技術に携わる

M.Mさん
生産技術

M.Mさん

2016年入社
電気電子情報工学/新卒

Q1. 仕事内容を教えてください!

私が所属する生産技術部は、現場の生産/製造ラインの機械を導入していくのがメインの業務。設備の導入のほかにも、各工程の合理化を図り、人や機械、周辺の環境などにも目を配り、より良い生産体制を整える役目があります。多岐にわたる業務の中でも、私は電気的な設計や機械を動かすための制御も担当しています。エナジーウィズでは、こういった生産に係る機械の設備などの仕様から自社で決定し、ほとんどの工程を自分たちの中で完結できることが特徴です。一気通貫できることは、それだけの専門知識が必要ということもあり、入社以降高い経験値を得られていると感じています。

Q2. 電気電子情報工学を学び、仕事に活きていると感じるのはどのような点ですか?また、そもそも、電気電子情報工学を学ぼうと思った理由も教えてください!

電気電子情報工学科を学ぼうと思ったのは、近い将来、世の中にある多くのことが機械化されていくだろうといった背景を踏まえた未来への投資という部分が大きかったように思います。この分野で知識を積んでおくと将来のキャリアステップの道が切り開けると感じたのです。もともと工業高校で学び、大学進学時も同じような分野を選びました。
いざ就職活動では、エナジーウィズの前身である会社の多様な事業展開が魅力でした。とくに、生産技術の現場はかねてより経験したかった想いもあり、今生産技術に関われていることは本当に嬉しいです。

M.Mさん

Q3. 入社後はどんなことから取り組みましたか?

入社後は新入社員が共通して受ける研修を経て、すぐに工程の改善や自動化の現場に配属されました。初めは、工程の効率化を図るための調査業務が中心で、作業者がモノを取り出し、次の工程に移す、といったわずか数秒の工程を細かく観察していきました。「0.1秒」といった細かな世界で実測し、当時は「本当にこんな数秒で効率に変化があるのか?」と正直疑問に感じることもありました。今ではきちんとひとサイクル当たりの生産性を数値化して考えられるようになり、ものづくりのシビアな現場と向き合えるようになりました。ものづくりの現場において「生産技術の向上」は、企業の経済活動の心臓部となり得る場所。その責任を感じるとともに、一つひとつの仕事に価値を見出すとともに目的を設定して取り組んでいます。

Q4. 自分自身の成長を感じるエピソードを教えてください!

入社して3年経った頃、タイのグループ会社の工場へ出張に行きました。目的は、非常にシンプルで「生産性を上げること」。しかし、海外はそもそも自動化が進んでおらず、加えて自動で動く設備に対しての作業者の安全意識の向上も課題でした。行ったり来たりする時期もありましたが、最終的には1ヶ月半ほど滞在してプロジェクトを遂行しました。そこで、新しい設備の導入を進めながら、現地スタッフの意見を直接聞くなどして、より安全な導入を心がけました。無事、機械の導入も済み、海外工場の生産性の向上もきちんと数字となって現れました。プロジェクトをやりきった達成感だけでなく、異国での自分自身の奮闘は今の自分の糧になっています。

Q5. 名張市の魅力を教えてください!

私は新潟県の出身ですが、入社後、研修期間を千葉県、茨城県で過ごし、現在の事業所に配属後はずっと名張市に住んでいます。スーパーや銀行、郵便局など、生活に必要な施設は揃っているため、これまで不便に感じたことはないですね。現在は家族もできたため、これからも腰を据えて長く過ごせる街であり、子育ての環境も良いと感じています。名古屋や大阪まで直通電車も出ているため、遊びに行きたいときは程よい時間で移動できるのも家族でのおでかけに便利です。
また、私はまだ行ったことはないですが、自然豊かで歴史探索にはもってこいのエリアが豊富だそうです。「赤目四十八滝」は三重県でも有数のパワースポットとしてメディアに取り上げられることも多く、私も近いうちに立ち寄ってみたいと思っています。

M.Mさん

Q6. 今後の目標を教えてください!

今後はさらに社内のIoT化やDX化が加速していきます。その推進を良い流れに乗せるために、工程の中の温度などのパラメータの数値をより詳細に拾い上げて、電子データの蓄積を図っていきたいと考えています。さらには、さまざまな条件によって変化する製品の仕上がりや性能の分析を伴う調査に注力していきたいです。
当社は、個人の裁量が大きく、任される業務の幅も広いです。かといって、一人で黙々と作業に追われることはなく、支えてくれる同僚や先輩方は皆気さくで優しい人ばかり。本当に風通しが良く、意見やアドバイスももらえる機会も多いです。これから取り組むべきことは、長い道のりになるかと思いますが、皆と支え合って新たな道を切り拓いていきたいと思います。

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専門知識を日々アップデートしながら、生産技術のノウハウを吸収・実践する

N.Kさん
生産技術

N.Kさん

2018年入社
工学部/院卒

Q1. 仕事内容を教えてください!

私が所属するのは埼玉事業所にある生産技術部です。主な業務は、生産設備に関わる仕事で自動車用鉛蓄電池を生産する際に使用する設備の導入や、製造工程での改善点を考え、生産効率や工程の合理化を図ること。自動車用鉛蓄電池は、自動車のエンジンをかける際に最も大きな電力を必要とする電力供給に役立ち、ほかにもライトなどへ電力を送るなど重要な役割を持ちます。
生産設備には、小さなものから高さが3mほどある大きなものまでさまざまです。工場は広く、歩いて移動するには少し労力がかかるほど(笑)。私は事務所で図面を書いたり、現場の改善を行ったりと毎日頻繁に移動しながら業務を遂行しています。
私は充電・梱包工程を中心に見ています。機械と人の手も必要な作業もあるため、設備導入の際は、安全な設備設計に細心の注意を払いながら進めています。

Q2. 学生時代に工学部で学んだことは、仕事にどのように活かされていると感じますか?

工学部では、プログラムをメインに学びました。プログラムの中でも装置の制御や画像処理についてが中心で、研究内容にはカメラで目を検出し、視線を検出するといったものもありました。また、プログラミング言語は、C言語を学びました。現在の業務では、C言語そのものを使う機会はありませんが、「PLC(プログラマブルロジックコントローラ)」という制御装置が用いられており、「ラダー・ロジック」を普段から使用しています。もちろん、社員の中にはまったくの初心者から仕事に取り組む人も少なくないですが、学生時代に基礎を学んでいたことは取っ掛かりになり良い学びだったと感じています。
また、設備導入では、機械の仕様を決める際、熱力学や流体力学などの考え方を採用して、ある程度性能のシミュレーションを検討することもできます。回路図を描くときにも便利な知識ですね。

N.Kさん

Q3. 入社後はどんなことから取り組みましたか?

最初の1ヶ月目は、社会人としての基本的なビジネスマナー研修を受けました。当社の仕事は決して一人で完結できるものではなく、社内はもちろん、社外の方々とのやりとりも頻繁です。基礎的なマナーを学べる機会があることはとても有意義でした。
2ヶ月目は現場での各工程の分析方法などを学び、3ヶ月後には埼玉事業所に配属となりました。埼玉事業所では、実際に現場研修を行いました。といっても、着任してすぐ、現在と同じような仕事に携わるのではなく、まずは工場の作業者としての業務を経験しました。独り立ちすれば現場の作業者の方への指示やアプローチを行うので、相手の立場に立って物事を考えられるためにも重要な経験でした。

Q4. 仕事において大変だったことは何ですか?また、それをどう乗り越えましたか?

工学部での知識があるとはいえ、初めは仕事の一連の流れを覚えることで精一杯でした!「この装置、どうやって動いているんだ?」から始まり、何がわからないのかが、わからない状態でした(笑)。それでも電気や電池に関する知識を学びながら生産技術のノウハウを吸収していきたい!と思い入社を決意したため、ひたすら目の前のことに全力で取り組みました。年月が経つとともに、知識や経験も少しづつ積み重ねることができ、今ではひとつの工程を任されるまでに成長できたことが嬉しいです。

Q5. エナジーウィズの魅力を教えてください!

当社の生産技術は、デスクワークだけでなく、実際に自分が現場に行って機械や人の動きを含めた工程の把握ができる点が私にとってメリハリの良い働き方となっています。ですから、適度に体を動かしたい方にもおすすめです。
また、入社当初から感じていることですが、一緒に働く仲間とのコミュニケーションが絶えない職場です。仕事の相談事のほかにもプライベートの話で盛り上がることも多く、居心地が良いと感じてます。

N.Kさん

Q6. 今後の目標を教えてください!

入社当時、機械が思っている通りの動きをしてくれないとき混乱することも多かった私ですが、今では多角的に物事を観察する姿勢を忘れず、原因を特定して、不具合を未然に防ぐ対策を講じることもできるようになりました。重要な案件を任せてもらえる裁量がありながら、好きなものづくりに携わることができている今に感謝して、今後も邁進していきたいと思います。

SCROLL

製品を通じて、世の中の人や人の幸せのために貢献できる

M.Kさん
開発

M.Kさん

2012年入社
応用化学/新卒

Q1. 仕事内容を教えてください!

埼玉事業所にて、自動車用バッテリーの開発を行っています。開発を行うにあたり、社内の各部署との連携は必須ですが、加えてお客様との製品の詳細な仕様などを話し合うことも重要な役目です。現在はとくに、従来のJIS規格からグローバルニーズの高いEN規格のに対応した自動車用バッテリー開発に関わっており、最終製品としてどう部材を組み込んでいくかをお客様とのやりとりの中で決定していくこともあります。EN規格はざっくりというと従来よりもコンパクト化されている傾向があり、自動車メーカーのプラットフォームの共通化や自動車の低重心化などの要望に応えることができます。
EN規格はJIS規格と形状が異なるため、電池内にレイアウトできるスペースが限られており、いかにスペースを上手に使って電池を設計するのかが重要となります。それを踏まえた上で高性能化や更なる軽量化を目指すことも大切で、そのためには鉛蓄電池の反応に対する知識から生産工程の知識まで幅広い知識が必要です。その知識を深めいろんなパターンを想像していろいろ試し、PDCAを回す必要があります。

Q2. エナジーウィズに入社した理由を教えてください!

学生の頃は石油や天然ガスなどの化石燃料の枯渇や次世代エネルギーの活用などに興味がありました。就職活動では、そういったエネルギー関連や電池関連のメーカーなどを視野に入れて何社か検討していました。中でも、「研究開発」に携わりたい!という想いが強く、エナジーウィズでは自分の興味ややりたいことが合致する働き方が叶うと思い、入社を決意しました。

M.Kさん

Q3. 学生時代に応用化学を学んだことは、仕事にどのように活かされていますか?

学生時代は応用化学を学び、電気化学を専攻し、燃料電池の触媒反応などについて専門的に学びました。修士課程まで学び、現在の仕事には基礎的となる考え方が役立っていると感じるとともに、答えの見えないゴールに対して、いかに自分の頭で考えて筋道を立てるかという研究的姿勢が身についたと感じています。
燃料電池は現代でも、再生可能エネルギーを活用したオール電化システムにも広く活用されています。蓄電池という大きい括りでの基礎的な反応やグラフの見方など重なる部分も多く、考え方や知識が現在の仕事にも活かされていると感じています。

Q4. 仕事においてやりがいを感じることは何ですか?

開発に携わる者として、自分で設計開発したものがお客様のもとへ届き、活用していただけることほど嬉しいことはありません。世の中に自分の名前が知れ渡ることはなくとも、社会に役立つ製品を生み出せていることは開発者冥利に尽きます。
当社の製品は、BtoCのほかにもBtoBの製品展開をしているものも存在します。中には、カーメーカーのモデルチェンジにも関わることがあり、規模感の大きなプロジェクトも豊富です。そんな社会貢献度の高い製品を生み出すまでの工程において、開発者としての責務を全うすることは大きな責任が伴うとともにやりがいを感じます。不具合などは生産段階において切っても切れない事柄であり、いかに原因を突き止め改善策を講じるかということにも力が入ります。

Q5. 自分自身の成長を感じる瞬間はどんなときですか?

入社当初から振り返ると、随分と知識と経験を積むことができていると感じています。経験を積むことによって、開発段階である程度の仮定や仮説を立てて検証できることも増えました。知識が増えると同時に、自分で考えながら行動することができるようになり、考え方の土台があることで検証から結果までのスピードアップにも繋がっていると思います。

M.Kさん

Q6. 今後の目標を教えてください!

日々クリアすべき課題があると感じています。それが楽しくもあり、難しいと感じる点ですが、開発に携わる者として、会社や私自身と関わる人々、みんなの幸せに繋がっていくような仕事をしたいと思っています。仕事を進める上で社内の人や、外部の取引業者、そしてすべてはお客様に繋がるものと信じて、関係構築をしながら歩みを進めたいです。
当社の事業がより良い方向に進むためにも、さらに良いものをみんなで作り、最終的にお客様に喜んでいただけるように頑張ります。
また、当社は経営幹部のメンバーとの距離も近く、会社の方向性も加味しながら、一緒に開発に取り組めるといった風土も根付いています。自分の意見やアイデアも反映されやすい環境のため、今後も自身のスキルアップに努めていきたいです。

SCROLL

失敗から多くを学び、一つの目的を達成する喜び

M.Mさん
開発

M.Mさん

2020年入社
生物生態工学/新卒

Q1. 仕事内容を教えてください!

私が所属する開発部門では、鉛蓄電池の部材となるクラッドチューブの性能を今よりさらに向上させることに注力しています。鉛蓄電池は、非常用電源やフォークリフトなどに使用されています。私はフォークリフト用の電池を担当しており、既存の製品の改良に関する業務をしています。朝出勤し、午前中から実験を開始します。午後は事務所に戻ってデータ整理を行うのが基本的なルーティンです。ただ、ルーティンといっても実験は毎回さまざまな仮説を立てた上でいくつかのパターンで試験するため、業務的には毎日変化を感じられて刺激的です。
実験内容は、電池の特性に焦点を当てる一方で、BCPと呼ばれる災害などの緊急事態における企業や団体の事業継続計画(Business Continuity Planning)に沿った規格の改良を行なっています。

Q2. エナジーウィズに入社を決めた理由は何ですか?

私はもともと生物生態工学を学んでおり、研究に明け暮れる学生時代を過ごしていました。就職活動の軸は、「研究」に携われる仕事に就くということ。殺虫剤を作っている会社や衛生や健康にまつわる製品を幅広く展開している会社なども検討していましたが、エナジーウィズへ入社を決めたのは、ずばり面接担当者の方とのやりとりの中で「面接の中で研究の考察を深めてくれるような、素敵な方が働いているんだ!」という尊敬の念とともに、強い会社への興味が芽生えたから。その方は、品質保証部の方で、現場での生の声を聞けたことも入社意欲の高まりに繋がりました。

M.Mさん

Q3. 学生時代に生物生態工学を学んだことが活かされていると感じるポイントはありますか?

生物生態がそのまま現在の仕事に結びついているかと問われるとそんなことはありませんが、研究の基本となる考え方が役立っていると感じています。具体的には、いわゆる「洞察力」。研究開発は実際、やってみないとわからないことばかりです。しかし、そんなゴールが見えないこともいかに自分の頭で考え、実践・実証していくかといった姿勢が活きていると感じています。もちろん、一つのことに集中して取り組む集中力や持久力も求められ、常に柔軟な思考かつ論理的に考察していく力がとても大切だと思います。

Q4. エナジーウィズの魅力を教えてください!

面接官の方の人となりに魅了されたとお話ししましたが、入社当時から変わらない当社の魅力として、社員の仲の良さは自慢できるポイントです。開発というと、一般的に「まじめ一徹」といったイメージがあるかと思いますが、明るく開放的な人が多いんです。関西圏の出身者が多いということもオープンなコミュニケーションの要素になっているのかもしれません。もちろん、一つの研究課題にコツコツと向き合う一面もありますが、人との交流が好きな方が多いです。
また、社内は現在9:1ほどの割合で男性が多いのですが、女性が少ないことに対して不安を感じたこともありませんね。ただ、これまで女性が少ないぶん、産休や育休といった前例が少ないです。ですが、「私が前例を作る!」ぐらいの心持ちでおり、周囲も後押ししてくれています。

Q5. 今後の目標を教えてください!

私はまだまだ知識と経験が足りず、データから読み取れる情報や立てられる仮説の引き出しも少ないと感じています。その点、先輩方は本当に知識量が豊富で尊敬しています。今後は、そんな先輩方と肩を並べられる研究員として精進していきたいです。
もちろん、素晴らしい先輩方は圧倒的に知識と経験が多いのですが、同様に研究に伴う葛藤や苦悩も計り知れないものと想像しています。しかし、それらもすべて成果に昇華していく姿にやはり憧れますね。私は自分の視野が狭いことによって考察も表面上の理論しか語ることができません。ですから、もっと経験を積んで、深い議論を行えるようになりたいです。
私が新たな考察を得て、「こうしたらいいと思いませんか?」と投げかけると、先輩方はいつも面倒臭がることなく前のめりで話を聞いてくれます(笑)。私も含めて、好奇心や探究心が強い人ばかりで、どんどんやってみよう!とアイデアを柔軟に取り入れて、実験を繰り返していけることに仕事の面白みを感じています。
失敗からも学ぶことを忘れず、これからも前向きに取り組んでいきたいと思っています。

M.Mさん

SCROLL

「もの」売りから「こと」売りへ ― お客さまのニーズに合わせて個別に解決策を提案

T.Iさん
営業

T.Iさん

2018年入社
経営学部/新卒

Q1. エナジーウィズに入社した理由を教えてください!

大学時代の研究テーマは「ものづくり産業の経営理論」。机上の理論ではなく、多くの企業や工場に実際に足を運んで経営理念や戦略について研究し、「その企業がどのように成長してきたのか」「今後どう成長していくのか」を仮説検証していく活動をしていました。その中で、自分の成果が見えやすいメーカー営業の仕事に魅力を感じたこと、また自分の会社の商品に愛着と自信を持って働いている人たちの姿を「かっこいいな」と思ったことが、メーカーを志望した理由です。とくに扱っている製品にこだわりはなかったのですが、蓄電池はビルなどの建物の中に必ず入っていて、「目には見えないけど社会を支えているし、世の中に与える影響が大きい」と考え、当社に入社を決めました。

Q2. 仕事内容を教えてください!

私は産業電池営業部に所属。通信キャリアや通信機器メーカーをはじめ、受変電設備を使っている企業のお客様に、バックアップ用の電源として、当社の蓄電池を提案しています。大きな災害が起きて停電になったとき、企業は活動ができません。
なかでも通信関連企業の場合、電気が止まると通信機器や通信システムが作動しなくなり、電話やインターネットがつながらなくなってしまいます。エナジーウィズの高品質な蓄電池を販売する仕事は、社会を支えることに直結しているのです。
当社の営業スタイルは基本的には既存のお客さまを訪問するルート営業。電池は生ものなので寿命があり、また導入当時の設計思想が古くて現在求められる仕様に合わない規格のものもあるため、もしものときに役に立つよう、新しいものへの交換をお薦めしたり、新製品を紹介したりしています。

T.Iさん

Q3. 営業におけるエナジーウィズの強みは何ですか?

当社の営業は、「もの」売りではなく、「こと」売り。お客様の課題を解決することが仕事です。
詳しくヒアリングしてニーズを引き出し、設計、品質管理、生産管理と協力しながら、最適なソリューションを個別に提案しています。100年の歴史があり、蓄積されてきたノウハウや技術を駆使して、いろいろなパターンの解決策を提案できるところが当社の強みですね。またお客さまからの緊急の依頼に対してフットワークよく動けることも、私たちの特長だと思っています。

Q4. 仕事においてやりがいや成長を感じることは何ですか?

自然災害が多い日本だからこそ、非常事態に活躍する当社の製品の販売を通して、社会貢献できる点がこの仕事の魅力です。また、エナジーウィズには個々の担当者に裁量権があり、若手でもどんどんやりなさいという文化があります。
企画から竣工まで1ヵ月以上もかかる大型プロジェクトを主担当として任され、製品が無事に納品されて試験調整もうまくいったときは、大きな達成感がありました。また、営業として売上につながったことがうれしかったですね。私は文系出身なので化学も物理も高校で止まっています(笑)。最初は専門用語の意味も分からない状態でしたが、今では周囲の協力を得ながら当社の製品の魅力を伝えることができているので、成長できたのかなと思いますね。

Q5. 学生時代に学んだことは、仕事にどのように活かされていますか?

さまざまなメーカーの経営を分析するゼミの活動を通して、机上で考えるのではなく、現場を自分の目で見て、そこで働いている人の声を直接聞くことの大切さを学びました。それは今の営業においても、活かされていますね。足で稼ぐ。つまり、お客様を訪問して、現場を見て、声を聞いたうえで提案することを心がけています。

T.Iさん

Q6. 今後の目標を教えてください!

直近の目標は、お客様から安心して相談していただけるような営業になること。
提案する内容はお客様によって異なるため、「こうすればうまくいく」というテッパンの営業方法はありません。何度も現場に足を運び、お客様の人柄や好みを知り、それに合わせて提案していくことで信頼を得られるようになるのかなと思っています。また、エナジーウィズの名前を世間に知ってもらえるようにすることも大きな目標です。当社の製品をもっともっと拡販することで、社会に貢献したいですね。

SCROLL

電池の可能性を広げる挑戦が、未来のエネルギーをつくる

Y.Kさん
開発

Y.Kさん

2023年入社
工学/新卒

Q1. 入社理由を教えてください!

エナジーウィズを知ったきっかけは、大学院の研究室のOB訪問。電池に関する研究をしていたこともあり、蓄電池メーカーとしての技術力や事業内容に興味を持ちました。また福利厚生が充実している点も魅力的。有給取得率の高さや制度の使いやすさなどに惹かれて入社を決めました。

Q2. 仕事内容を教えてください!

入社後は、自動車電池開発部に配属され、主にリチウムイオン電池の性能検討を担当しました。その後、新事業開発部に異動し、現在はニッケル亜鉛電池の検証・実証実験を行っています。電池の種類や使用環境などお客さまのニーズを想定し、温度特性や瞬発力、寿命などのデータを細かく測定して、その条件に応じた最適な仕様を導き出す仕事です。

Y.Kさん

Q3. 大変だったことは?どう乗り越えましたか?

短期間で電池を評価・検証し、まとめなければならない案件がありました。試験項目が多く、測定機器の使用スケジュールも限られていたため、計画段階から「これは厳しいな」と感じていました。そこで、事前に実験計画を綿密に立て、関係部署に協力を依頼したり、測定機器の融通をお願いしたりと、社内の連携を強化することでなんとか期限に間に合わせることができました。

Q4. 学生時代の学びはどう活きていますか?

大学院ではリチウムイオン電池の研究をしていたので、入社後すぐに評価業務に慣れることができました。研究分野が違っても、学生時代にデータを扱う機会が多かったおかげで、初めての試験でも「なんとなく分かる」感覚があり、解析や資料作成がスムーズに進められています。Excelでのデータ整理や報告書作成にも、研究経験が大きく役立っていますね。

Q5. やりがいを感じる瞬間は?

自分が担当した研究成果を報告書としてまとめ、社内に発行できたときは大きな達成感がありました。実験や検証の積み重ねが形になり、社内の技術資産として残ることがうれしいですね。また、入社当初は自部門内でのやり取りが中心でしたが、最近では他部署や他事業所の方とも積極的にコミュニケーションを取れるようになりました。不明点の質問や手続きの相談などを通じて、社内の人間関係が広がり、仕事を円滑に進めるための土台ができてきたと感じています。さまざまな部署の人から質問を受けるなど、自分の経験や知識が役立つ場面が増えたことも、やりがいを感じる瞬間です。

Y.Kさん

Q6. 今後の目標を教えてください!

今は電池の測定業務が中心ですが、部署内にはソフトウェアやCAD、シミュレーションなど多様な技術領域のメンバーがいるので、専門外の分野にも積極的に挑戦していきたいです。設計から検証、データ取りまで一貫して対応できるような技術者を目指し、幅広いスキルを身につけていきたいと思っています。

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「何事もなく動く」安心の裏側に、緻密な設計と信頼がある

I.Kさん
開発

I.Kさん

2017年入社
工学/新卒

Q1. 入社理由を教えてください!

大学では電気・電子情報工学を専攻し、大学院の研究室では電気化学について学びました。電気と化学、両方の専門性を生かせる仕事がしたいと考えていた中で、エナジーウィズ(当時の日立化成)を発見。蓄電池はまさに電気と化学の応用であり、自分の知識が役立つと思ったことと、ものづくりを通して社会インフラの整備に貢献できる点に魅力を感じたので入社を決めました。

Q2. 入社してから今までの仕事の経緯を教えてください!

入社後は埼玉事業所の機器製造部設計課に配属され、配電盤や分電盤などの直流電源装置の構造設計を担当しました。操作性を考慮した部品配置を行い、図面を作成し、製品の使いやすさを追求する仕事です。2019年に名張事業所へ転勤。現在は産業電池開発部で産業用鉛蓄電池の構造設計を担当しています。

I.Kさん

Q3. 現在の仕事について具体的に教えてください!

鉛蓄電池は単体では使用できず、接続部品などの周辺機器を含めた構造が必要です。お客さまの設置環境や要求される仕様に応じて、収納体や部品の構造を設計し、必要部材の手配まで一貫して行っています。とくに原子力発電所などの重要施設への納入案件では、設計の精度や安全性が厳しく求められるため、細心の注意が不可欠です。丁寧に確認を重ねながら設計を進めています。
設計図面は、部品製作用と施工用の2種類を作成。前者は外部サプライヤーに、後者は施工部隊に提供するものです。現場での組み立てや設置がスムーズに進むよう、わかりやすさや情報の正確さに配慮して図面作成を行っています。

Q4. 仕事で大変だったことは? それをどう乗り越えましたか?

最初に苦労したのは、業務の仕組みを理解することでした。設計業務は自部門だけで完結せず、営業部門からの情報受け取り、製造部門への指示、外注先への手配、そして施工部隊への図面提供まで、前後の工程と密接に関わっています。どこで何が流れているのか、どのタイミングで何を確認すべきかなど、全体の流れを把握するまでに時間がかかりました。先輩社員の指導を受けながら、実務を通じて少しずつ理解を深めていきました。

Q5. 高専や大学、大学院で学んだことは、今の業務にどのように役立っていますか?

高専時代に3DCADの使用経験があったため、埼玉事業所での構造設計業務にはすぐに馴染むことができました。現在の業務でも、平面図の作成や部品配置の検討にCADの知識が活きています。また、鉛蓄電池は化学反応によって電気を生み出す製品なので、大学院で学んだ電気化学の知識が製品理解に直結しています。設計者として、単なる構造だけでなく、製品の仕組みまで理解できることは大きな強みだと感じています。

I.Kさん

Q6. やりがいを感じる瞬間は?

この仕事は、製品が無事に設置され、何事もなく稼働することが理想です。「ノークレーム=成功」なので、直接的なフィードバックを得る機会は少ないのですが、最近は後輩社員や他部署の担当者から相談されることが増えてきました。自分の経験や知識が周囲の支えになっていることを実感できるときにやりがいを感じますね。今後も準備や確認を徹底し、設計の精度を高めることを常に意識しながらも技術力を磨いていきたいです。

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「誠実な対応」が信頼を生み、選ばれる理由になる

E.Nさん
営業

E.Nさん

2015年入社
日本語文学/新卒

Q1. 入社理由を教えてください!

韓国の大学で日本語を学び、日本留学の経験もある私は、日本の企業で営業の仕事がしたいと思い就職活動を展開。韓国で開催された就職フェアで、エナジーウィズ(当時の日立化成)に出会いました。企業の歴史や製品の信頼性、フェアでお話しさせていただいた社員の方々の雰囲気から「ここなら自分らしく働けそうだ」と感じたことが入社理由です。

Q2. 現在の仕事内容を教えてください!

入社してから現在まで、産業電池システム営業部に所属し、蓄電池および電源設備の営業を担当しています。通信キャリア、通信機メーカー、重電メーカーといった大手国内企業から、海外企業まで、業界も規模も異なる多様なお客さまとコミュニケーションを取りながら、当社の製品を販売。受注後は仕様調整や製造手配、工事の段取りなどの業務も行います。

E.Nさん

Q3. 営業するときに心がけていることは?

蓄電池製品は規格が定まっているため、他社との差別化が難しい領域。単なる製品の提案ではなく、「監視装置の併用によるメンテナンス負荷の軽減」や「リサイクル対応による環境配慮」など、付加価値のあるソリューション提案が重要です。将来的な運用コストや投資メリットまで見据えた提案を行うことで、「この人に任せたい」と思っていただけるよう努めています。

Q4. 大変だったことは?どう乗り越えましたか?

文系出身のため、入社当初は製品の理解に苦労しました。お客さまと技術的な話をする場面では、何をどう伝えればいいのか分からないことばかり。まずは自分で調べてみて、それでも分からなければ先輩や上司に素直に聞くことで、少しずつ知識を積み重ねてきました。最近は工場とのやり取りにおいても、お客さまから言われたことをそのまま伝えるだけでなく、顧客ニーズを踏まえた上で自分の意見を添えて伝えることができるようになり、自分の成長を実感しています。

Q5. 仕事をしていてうれしかったエピソードは?

社名がエナジーウィズに変わったタイミングで知名度を上げるためのPR活動を実施。ある大手重電メーカーでは、各部署に当社のPR書類を回覧するときに「コメントがあれば共有してください」と添えてくれていて、その中に「回答が早いし、商品が小さくて場所が狭いところにも対応できるので使い勝手がいい」といったコメントがあったそうです。何年も前の私の仕事を覚えていてくれて、そのような評価をいただけたことがうれしかったですね。

E.Nさん

Q6. 今後の目標を教えてください!

昨年度から、営業部門では業務効率化に向けた新しい取り組みを始めています。工場とのやり取りやPC作業などの社内業務にかかる時間を短縮し、営業活動により多くの時間を割けるようにすることが目的です。私も現在、この新しい取り組みに参加しています。将来的には営業部門全体の対応力を高める仕組みづくりに発展させていくことが、当面の目標です。

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数字の奥にある「現場のリアル」を読み解き、会社の未来を支える

E.Kさん
財務経理

E.Kさん

2022年入社
経営/キャリア

Q1. エナジーウィズに入社した理由を教えてください!

新卒で銀行に就職したのですが、大学で管理会計について学んだこともあり、より現場に近いところで数字を扱う仕事がしたいと思い転職を決意。エナジーウィズの募集職種に原価計算・管理会計と記載されていたので、自分のやりたいことができる環境だと思いました。また、主力製品である蓄電池は、脱炭素社会に向けて今後ますます重要になる分野。自動車用バッテリーで長年の実績があり、商品の口コミ評価も高かったことから、当社に応募しました。上場を目指していて、会社の成長とともに自分自身も成長できると思ったことも、入社を決めた理由の一つです。

Q2. 仕事内容を教えてください!

入社後は自動車部門の財務を担当。現在は機器部門の担当として、決算業務や業績管理、予算作成を行っています。具体的には、毎月の実績を集計・分析し、翌月以降の計画を立てるために各部門から必要な資料を収集、数値を分析して、業績会議用の資料を作成する仕事です。会議では、資料をもとに部門ごとの動向や予実の差異の要因などを説明する役割も担っています。また、四半期に一度は現場の棚卸業務に立ち会い、在庫の確認や記録の整合性をチェック。予算の作成では、主に担当製品の収支計画策定と人件費・経費の取りまとめを行っています。

E.Kさん

Q3. 大変だったことは?どう乗り越えましたか?

入社当初は、製品の仕組みや品名の違い、数字の背景を理解するのが難しかったです。また、自動車部門を担当していたときは標準原価による原価管理をおこなっていたのですが、機器部門ではお客さまの要望に合わせてオーダーメイドで製品をつくるため個別原価となるので、さらに勉強が必要で…。計画と実績の差異分析では、売上数量や価格以外の要因も絡むので、何度も上司に確認したり、自分で資料の構成を見直したりして知識を深めました。

Q4. やりがいを感じる瞬間は?

計画と実績の差異を少なくできたときは、達成感があります。「なぜこんなに計画とずれてしまったのか」を考え、自分で算出方法を工夫して差異を小さくできたときにはうれしいですね。また、業務の中では各部門との連携も多く、資料の依頼や確認を通じて、社内のさまざまな部署と関わる機会があるのもこの仕事の特徴です。数字を通して会社全体の動きを俯瞰できるポジションだからこそ、責任も大きく、やりがいを感じています。

Q5. 成長を感じるエピソードを教えてください

業務を重ねる中で、他部署から来た資料の背景や、業績へのつながりが見えてきたときに成長を感じました。入社当初は製造工程や製品の構成がなかなか理解できず、目の前の業務をこなすことで精一杯でした。でも、ジョブローテーションや引き継ぎを通して業務のつながりが見えるようになり、細かな流れまで把握できるようになってきました。

E.Kさん

Q6. 今後の目標を教えてください!

まずは機器部門の業務をしっかり覚えることが目標です。自動車部門とは計算方法も異なり、標準原価と個別原価の違いなどもあるので、早く理解を深めたいと思います。今は引き継ぎ中ですが、今後は一人で業務を進めていくことになるため、作業の精度や問題点への気づきも大切にしながら、スムーズに業務を回せるようになりたいですね。

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“想定外”を楽しむ力が、私を高める

J.Kさん
製造設計

J.Kさん

2017年入社
環境科学/新卒

Q1. エナジーウィズに入社した理由を教えてください!

大学院では企業との共同研究として、新材料を用いた環境修復法を研究していました。そこで提供された材料に興味を持ち、「材料開発の仕事がしたい」と思い、共同研究先のエナジーウィズ(当時の日立化成)に入社を決めました。入社してまず配属されたのは電池の開発部門。思い描いていた分野とは違っていたため最初は戸惑いもありましたが、結果的には幅広い経験を積むことができ、今では「良かった」と感じています。

Q2. 入社してから今までの仕事の経緯を教えてください!

入社後は開発部門で、製品の寿命を延ばすための改善活動を担当しました。次に製造部門へ異動。不良品を減らすための工程改善や、効率的に不良を検知するシステムの導入に携わりました。現在は製造部でDX基盤のシステム設計を担当しながら、一部開発業務にも関わっています。

J.Kさん

Q3. 現在の仕事内容を教えてください!

工場のDX基盤の構築をメインに担当しています。これまでの工場ではデジタル化が進んでおらず、またデータの関連性が複雑で活用に手間がかかる場面が多くありました。私の役割は、記録したデータを簡単に紐づけて管理できるような環境を整えること。自分でプログラムを組み、現場のユーザーの要望をヒヤリングして、「こういう画面がほしい」「この操作がわかりづらい」といったフィードバックをいただきつつ、改善を重ねています。社内のDX推進を支える役割として、挑戦を続ける毎日です。

Q4. 大変だったことは?どう乗り越えましたか?

IT分野はまったくの未経験。ですが、黒い画面にコードが並ぶ世界に少し憧れがあったことも事実です。世界中から必要とされている技術分野なので、「今こそ身につけるチャンス」と前向きに捉えてチャレンジ。技術書を参考にしながら、ときには経験豊富な開発パートナー企業の方々に質問しながら手探りで学習していきました。知識ゼロのスタートから、今では自分で仕事全体の方針やゴールを設定してプロジェクトを動かせるようになり、自身の成長を実感しています。

Q5. やりがいを感じる瞬間は?

新しい分野の技術を学ぶこと自体が楽しいので、毎日が充実していますね。今は生成AIを活用しながら効率的に業務を進めています。また、自分が関わったシステムが実際に現場で稼働し、「頼りになる存在」として認めてもらえたときのやりがいは大きいです。信頼されることが仕事のモチベーションにつながっています。

J.Kさん

Q6. 今後の目標を教えてください!

人の手を介する作業によるミスを減らし、業務の効率化をさらに進めたいです。紙からデジタルに移行しても、入力ミスは起こり得るもの。だからこそ、入力すら不要な仕組みをつくり、ミスゼロを目指しています。ヒューマンエラーが起きやすい部分を徹底的に自動化することで、全体の生産性向上に貢献することが私の目標です。

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Energywith

コーポレートサイトエナジーウィズ